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アイテム情報

文書群名
湯浅徳造収集大隈重信宛書状
解題
明治32-35年に奈良市の助役を勤めた湯浅徳造が、「名家ノ書」として収蔵していたもの。伊藤博文、山県有朋、大木喬任、土方久元ら明治の元勲が大隈にあてた書状が10点ばかりある。
内容は招待への礼といったごく簡単なものが多いものの、明治10年と推定できる伊藤や福羽からのものは、条約改正準備をめぐるやり取りや、西南戦争時の景況が描写されている。みすず書房の『大隈重信関係文書』(2004-2015)には未収録。
他の書状も、明治14年の政変で大隈が下野する以前のものが大半であろう。
湯浅は伊藤とも交友があったとされ、こうした書状は湯浅が大隈本人か、関係者に依頼して譲り受けたものと考えられる。
請求記号
94-1


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